プログラミングスクールの授業形式による違いについて解説!

       

公開日:2023/04/01  最終更新日:2023/04/03


プログラミングスクールの開校を考えている方が増えています。フランチャイズ経営もあり、初期費用がそれほどかからないケースも珍しくありません。とくに近年では、子どもを対象とするプログラミング教室が増えています。そこで今回は、プログラミングスクールの授業形式による違いを解説します。

プログラミングスクールの授業形式による違い

プログラミングスクールの授業形式には、講義型と個別指導型の2つの種類があります。

講義型

複数の生徒に対し授業するスタイルの授業形式です。個別指導と比較すると、講師が自分のペースで授業しやすいといったメリットがあります。一方で質疑応答にかかる時間が限られるので、取り残される生徒が出てくる可能性が高まるので要注意です。講義型の場合、個別指導型と異なり、周りに人がいるため競争心が芽生えやすくなるといったメリットがあります。

お互いが刺激しあい、高め合うようなことも考えられます。生徒一人ひとりの理解度を正確に把握しにくいといったデメリットもあります。個別指導と比較すると、生徒が質問したくてもできないような場面も出てくるため、生徒によって理解度が大きく異なることも考えられるのです。

個別指導型

生徒の理解度に合わせて授業を進めていけるため、生徒側のペースで学習できるメリットがあります。講師に不明点を質問しやすいため、理解力を高めるのに役立ちます。個別指導型の最大のデメリットは収益面であり、講義型と比較すると1回あたりの授業の収入は及びません。

ただ、プログラミングスクール開校時は生徒集めに時間がかかることもあり、開業当社に関しては、収入面的なデメリットはそれほど感じないでしょう。生徒の理解度を把握しやすいため、講師としてのやりがいも個別指導型にはあります。

プログラミングスクールにおける個別指導と集団指導の違い

個別指導から見た集団指導との違いを明らかにしていきます。まずは個々の理解度に合わせた学習に大きな違いがあります。

個別指導は講師と生徒が1対1(マンツーマン)や講師1人に対して生徒が複数人(2人から10人程度)でおこなうのが一般的です。

つまり対象が少人数であるため、生徒一人ひとりの学力・成績状況・目標に合わせて勉強を進められるのです。得意場分野は学習速度を早めて、苦手な項目はゆっくりと進行させるといったオーダーメイド学習ができます。

一方で集団指導は、個々の得意項目や苦手項目にかまっていられません。それぞれが一緒になって進んでいくため、個々に合わせられないのです。授業選択の融通についても違いがあります。プログラミングスクールに通う子どもたちにも、さまざまな用事があります。他の習い事をしている子もいるでしょう。部活動に取り組んでいる子どももいます。個別指導の場合は、授業選択の融通がきくため、子どものスケジュールに合わせ授業を設定できます。

しかし、集団指導の場合は、個々のスケジュールを考慮できません、毎週決まった曜日の決まった時間に授業します。講師との距離感にも違いがあります。個別指導の場合は、講師とマンツーマンなど直接会話して授業を進めていきます。一方の集団指導の場合は講師と距離感があり、1度も話をせずに1回の授業が終わることも少なくありません。

以上のように、個別指導と集団指導にはさまざまな違いがありますが、どちらのほうが良いということはありません。講師と距離がある方が良いという生徒も居ますし、自宅学習が得意な子どもであれば授業速度も気にならないでしょう。

プログラミングスクールの開業パターンごとのメリット・デメリット

プログラミングスクールの開業パターンには、個人経営・フランチャイズ・オンラインの3つがあります。ここでは、それらのメリット・デメリットを解説します。

個人経営のメリット・デメリット

プログラミング教室の運営を個人で行うのが個人経営です。起業するに当たり最も負担が重い開業パターンであり、プログラミングに関する知識の習得のほかには、事業計画の作成や資金調達、集客活動もおこなわなければなりません。一方で開業後は収益が全て自分に入ってくるため、大きな利益につながるメリットもあります。

フランチャイズのメリット・デメリット

フランチャイズの場合、企業からバックアップを受けられます。テキストの準備もされ、指導に関するサポートも受けられるので、より開業がスムーズになります。初期費用も比較的抑えられますが、加盟料なども発生し、収益も一部本部に支払うこともあるので注意しましょう。

オンラインのメリット・デメリット

インターネットが使用できる環境があれば授業が可能です。賃貸料などもかからないので、よりコストを掛けずに開業できます。生徒も通学する必要がないので、受講しやすいです。ただ、競争が激しいため、勝ち抜いていくのは難しいとされています。

まとめ

プログラミングスクールの授業形式による違いを紹介しました。プログラミングスクールの授業形式には、講義型と個別指導型の2つの種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。どちらで開業するにしても、長所と短所は理解しておきましょう。また、プログラミングスクールの開業パターンごとのメリット・デメリットも紹介したので、そちらも参考にしてもらえたら幸いです。

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