子どもプログラミング教室フランチャイズ加盟先の選び方!開業の手順
公開日:2023/01/20
プログラミングは、アプリやゲームなどさまざまな分野で役立つ技術です。近年、プログラミング教育が必須化されていることもあり、フランチャイズを利用して子どもプログラミング教室を開こうと考えている方も多いのではないでしょうか。そこで問題なのがフランチャイズ加盟先です。今回は、加盟先の選び方や開業手順をご紹介します。
フランチャイズで子どもプログラミング教室を開講するメリット
どのようなことでも最初は大変です。たとえば、子どもプログラミング教室の場合は、カリキュラムの作成、教材準備、集客などを考えなければいけません。しかし、このような準備はフランチャイズなら簡単に解決します。そもそもカリキュラムや教材は本部主導のため、集客支援も受けられるでしょう。
知名度がある
新しい事業として教室を開いた際は、とにかく生徒集めが大変です。広告やチラシで宣伝しても知名度がない場合は、集客が思うように進みません。当たり前のことですが、生徒が集まらなければ経営も難しくなります。
しかし、フランチャイズとして加盟店を増やしているところであれば、一定の知名度があるので生徒集めも楽になるでしょう。
サポートを受けられる
一般的なフランチャイズの場合は、加盟店向けのサポートを用意しています。したがって、教室を開いたあとに、この先どうやって運営しようかと悩む必要はありません。
子どもプログラミング教室フランチャイズの一般的なサポートとしては、研修、今後の経営、効果的な集客、生徒への教育方法などです。このようなサポートは、加盟時はもちろんですが、定期もしくは不定期開催しているところも存在します。
ただし、すべての子どもプログラミング教室フランチャイズが同じサポートを提供しているわけではありません。
子どもプログラミング教室フランチャイズ加盟先の選び方
子どもプログラミング教室フランチャイズは、どこも同じ条件で募集しているわけではありません。加盟先を選ぶときは、費用面や方針などを確認してから選びましょう。
費用面
費用面は、加盟先によって大きく異なります。一般的には最初に支払う加盟金、そして対価となるロイヤルティ、さらには教材、広告、研修などが費用として考えられます。
これから開業する方にとって費用は、安いほうがメリットを感じるかもしれません。しかし、安さだけで判断することはやめましょう。どれだけ費用が安くても加盟先の方針やサポートなどのチェックが必要です。
また、開業方法も費用に大きく影響します。開業方法は大きく分けて、自宅、オンライン、店舗の3つです。もちろん、加盟先の方針にもよるため、事前に開業方法を調べ、自分の希望に合う加盟先を探しましょう。
方針
方針は、加盟先を選ぶうえでとても重要なポイントです。加盟先がどのような方針で運営しているのかを確認しておきましょう。たとえば、ターゲットとなる年齢や教育のゴールは子どもプログラミング教室の運営に大きく影響します。
自分の目指す教室と、加盟先が目指す教室の形が異なれば、運営時のモチベーションも変わるでしょう。また、加盟先の特徴や知名度も要チェックです。
サポートの充実度
サポートの充実度は、加盟先選びのポイントのひとつです。とくにフランチャイズが初めての方、子どもプログラミング教室がはじめての方はしっかりチェックしておきましょう。
たとえば、研修制度の有無、経営や集客、そして教育方法など、自分にとって不足している知識や技術を補ってくれるサポートが重要です。また、教室探しや教材などの調達といったサポートも重要視されるでしょう。
子どもプログラミング教室の開業手順
子どもプログラミング教室は、何も準備せずに開業しても成功するとは限りません。ほとんどの加盟先は、開業のサポートを行いますが、開業までの手順をあらかじめ理解しておくと開業までがスムーズに進みます。
方針などを決める
これから開業するのは、自分の子どもプログラミング教室です。自分の方針をしっかり定め、集客が見込める体制を考えましょう。
また、方針を定めるときは、どのような勉強が求められているのかを調べる必要があります。アプリやゲームなど、ターゲットにする年齢によっても求める勉強は異なります。加盟先を決めるときは、このような自分の方針に適したところにしましょう。
教室の準備
オフラインで行う場合は、教室探しからスタートです。通いやすさや周辺の状況を調査して、最適な物件を見つけましょう。最適な物件が確保できたら、次は備品などの準備です。パソコン、机、イスなど必要な備品をそろえます。また、加盟先によっては物件探しからサポート可能です。
開業の準備
教室や備品の確保が終了しフランチャイズ契約も締結したら、次は開業の準備です。必要書類を準備し、税務署に開業届を提出します。
また、フランチャイズを行う場合は、毎年確定申告をしなければいけません。確定申告のときに使用する青色申告の準備も忘れないようにしましょう。
また、子どもプログラミング教室フランチャイズは、特別な資格を必要としません。しかし、集客や授業の質を高めたいと考えている場合は、関連する資格の取得もおすすめです。
まとめ
各子どもプログラミング教室フランチャイズは、独自の方針とサービスで加盟店を募集しています。フランチャイズ最大のメリットは、比較的簡単に開業できる点ですが、安易な選択は禁物です。
また、加盟先探しはインターネット、来店、資料請求などさまざまな方法があります。自分の希望をしっかり持ちつつ、あらゆる角度から情報を入手して加盟先の特徴を充分調べておきましょう。