FCオーナーが支払うべき税金と節税対策を解説

       

公開日:2024/01/15  最終更新日:2023/08/02

FCオーナーが直面する税金と節税対策について、重要なポイントを解説します。フランチャイズ店の運営に欠かせない税金の知識を持つことは、成功への近道です。本記事では、支払うべき税金の種類や節税のメリットに焦点を当て、効果的な対策をお伝えします。経済的な負担を軽減し、事業を安定的に発展させるために、ぜひお読みください。

FCで発生する税金の種類

フランチャイズ(FC)ビジネスは、多くの企業や個人にとって人気のあるビジネスモデルです。しかしその運営にはさまざまな税金が発生します。以下は一般的なFCで発生する税金の主な種類です。

所得税

所得税とは、1年間(1月1日~12月31日まで)で得た所得の合計額にかかる税金のことです。この場合の所得とは、収入から経費を引いた金額のことを指します。個人事業主は「総収入金額-必要経費」で計算できます。

一定の所得がある方は、原則として全員所得税を納めなければいけません。ただし、各種控除を反映した結果、税額が0円になるケースもあります。年収や売上の全額に応じて所得税がかかるわけではないので注意しましょう

また、所得税率は所得から所得控除を差し引いた課税所得額に応じて5~45%です。所得税は累進課税になっていて、所得が高いほど税率も高くなります。

消費税

消費税は売上に対して発生する税金です。2023年現在、一部を除いて10%と税率が統一されています。なお、食品など一部の費用については軽減税率(8%)が適用されています。

経費計上の際は、どちらの税率が適用されるのか区別して計上しましょう。

個人事業税

個人事業税とは、事業所得が290万円以上となる場合にかかる税金です。売上が基準となる消費税とは違い、個人事業税は売上から人件費やロイヤリティを差し引いた金額が課税対象となります

あらゆる項目で経費がかかることの多いサービス業態では、事業所得が290万円を下回ることは珍しくありません。

住民税

住民税は、所得額に応じて地方自治体に支払う税金です。ただし、住民税の税率は自治体ごとに税率が定められています。居住している地域によって、税率が異なる可能性があるので注意しましょう。

確定申告は何色がいいの?

確定申告には「青色申告」と「白色申告」の2種類があります。FCオーナーが申告をする際はどちらがよいのでしょうか。早速見ていきましょう。

青色申告

青色申告は、最大65万円まで所得金額から控除されるのがメリットです。事前に税務署へ手続きを済ませている方だけが選べる申告方法となります。控除額が大きいため、節税対策としての効果は非常に大きいといえます。

ただし、青色申告で最大の控除額を利用するには申告書のまとめ方が複雑になり、正確に手続きをするのは大変です。手続きの方法に不安のある方は、税理士に相談・依頼するのも手です。

白色申告

白色申告は誰でも利用できる確定申告制度のひとつです。青色申告よりも簡便化されているメリットがありますが、税控除の金額が最大10万円など節税対策としての効果はあまり期待できないでしょう。

また、税法改正によって白色申告のメリットは少なくなっており、FCオーナーのような個人事業主は、基本的に青色申告で確定申告を行うのがよいでしょう。

節税対策するために経費は重要

フランチャイズの運営は独自の課題を伴い、その中でもとくに重要な要素が節税対策です。経費の効果的な活用が、フランチャイズ経営の成功に欠かせないのです。

フランチャイズビジネスの経費には、さまざまな項目が含まれます。たとえば、ロイヤリティ、マーケティング費用、物品の購入費用などが挙げられます。

これらの経費は、ビジネスの運営に直接必要なものであり、収益を上げるために不可欠です。しかし、これらの経費は単なる経費として捉えるだけでなく、節税対策としても活用することができます。

まず、経費を適切に帳簿に記録することが重要です。正確な帳簿管理は、税務申告において欠かせない要素です。収入と経費のバランスをきちんと取ることで、税務当局に対して不正確な情報を提供するリスクを回避できます。

また、適切な帳簿管理はビジネスの健全性を示すものでもあり、資金調達の際に信頼性を高める助けにもなります

次に、節税対策として経費をうまく活用する方法があります。法律で認められている範囲内であれば、経費を上手に計上することで税金を節約することが可能です。

ただし、節税を目的とした過度な経費計上は避けるべきであり、不正な手段は法律に違反することになるため注意が必要です

そして、フランチャイズビジネスにおいては、経費を抑えるための努力も大切です。たとえば、毎月払うロイヤルティの交渉においては、フランチャイズ本部との相談により適切な金額を見極めることが重要です。

また、マーケティング費用については、より効果的な広告手段を模索することで、経費削減と集客力の向上を両立させることが可能です。

最後に、専門家のアドバイスを仰ぐことも節税対策の重要なポイントです。税理士や経営コンサルタントに相談することで、フランチャイズビジネスにおける最適な節税対策を見つけることができます。

専門家の知識と経験を借りることで、効果的な節税対策を実践し、ビジネスの安定的な成長を図ることができるでしょう。

まとめ

FCビジネスを始めるうえで、さまざまな税金が関わる可能性があり、所得税、法人税、消費税などが含まれます。また、節税対策を行ううえで、経費の適切な活用が非常に重要です。経費をうまく計上することで、税金を抑えることができます。特に、経費の明細を正確に保管し、不要な経費を省くことが節税のポイントとなります。さらに、節税には適切な節税制度の活用も必要です。税金対策の専門家と相談し、最適な方法を見つけることが賢明といえます。

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